個人的にスケートボードのゲームが好きだ。SKATE2もPS3で死ぬほどプレイしたし、隠れた名作だと思う。このためにPS3を買ってもいい。飽きがこないんでついつい手を伸ばしてしまう系のゲームだった。
トニーホークプロスケーターも、もう少しでクリアできそう…の連続で、中毒性があり、かなりガッツリやり込んだ。
スノーボードのゲームって見たことはあってもプレイしたことはない。ただ、スケボーゲームの経験上、面白いだろうと勝手に思ってたし、実際面白かった。というか正直めちゃくちゃハマった…
ただマジで最初は難しかった。ゲームセンターでスノーボードのゲームを誰しもやったことがあると思うけど、そんなイメージで最初気楽にプレイしたら…
ひょっとしてこのゲーム難しい…?
といきなり不安になったな…スケボーのゲームにも共通するけど、慣れるまでが大変なんだよな〜。
ワールドカップ優勝を目指せ!みたいなシナリオは無いようなので、モードを確認する。
シングルイベントっていう、1人か2人で遊ぶモードはクリアとかじゃなくて純粋に対戦をするっぽい。
ワールドサーキットってのが、キャラのパラメーターを上げつつ、いろんなコースをクリアしていくモードみたいなんで、コッチがクリアとかありそう…ということでワールドサーキットを選ぶ。
コースごとに『Race』っていう、大人数でわちゃわちゃしながら滑るレースと、『Showoff』っていう1人でトリックの点数を競うモードが選べる。
試しにレースをしてみたら、乱戦状態でみんな速すぎ。これはいきなりは厳しそう…
『Showoff』でとりあえずパラメーターを上げることにする…
コースはロックがかかっており、それぞれのコースで銅メダル以上獲得すると、次のコースが解禁されるシステム。
『Race』と『Showoff』は独立してるんで、それぞれ解禁しないといけないっぽい?
『Showoff』だとこんな感じである程度以上のポイントを取ると次のコースが解禁される。
ストーリーモードみたいなものとか、トーナメントとかがないんで、コース解禁がクリア条件かな。
とりあえずクリア条件を…
クリア条件
ロックがかってる全コースの解禁
トリックの方は、コースごとに順位が出て終わりなんで、ウェーブレースみたいに連続してレースしなくていいのは楽やな〜とこの時は気楽な気持ちだったけど、ゲームキューブは相変わらず楽をさせてくれない…
キャラ選択はとりあえずいつものように主人公っぽい人に。最初に選択できる『カオリ』に…
なんかノリが昔の女子高生って感じで、なかなかうるさい…けどなんか懐かしいキャラ。
何はともあれ滑り始めると、ただただ楽しい…
昔ながらのスノーボードゲームという感じで、リアリティなんて基本無視!高い場所から落ちようが、鉄の柱に思いっきりぶつかろうが「痛ーい!」で終わり。
スノーボードなんで多少もっさりとした動きになるけど、その雪の感じも楽しい。
最初のステージ『ガリバルディ』はかなり簡単。適当にトリックしながらゴールすると、あっさりゴールドメダルをゲットした。一応ハイスコアを更新?するとなぜかピチカート5の曲とともに踊ってるムービーが見られる。
これは楽しみながら、サクサクプレイできる感じか…?と思ったらだんだん雲行きが怪しくなる…
だんだんトリックの点数も伸びなくなってきて、さらにゴールの制限時間に間に合わなくなってきた…
トリックしまくればオッケーじゃなくて、ちゃんとゴールしないと、どんなに点数を稼いでも0点ということに気づく…
具体的にはステージ3の「イリジアム・アルプス」で詰んだ…全然ゴールできないし、銅メダルの点数すら遠いんですけど…
説明書を見ると3つどころじゃなくまだまだコースあるじゃん…と落ち込む…
それからマジで半年くらい放置…
これクリア無理!みたいな気持ちだったけど、なんとなくプレイを再開すると、どハマりした。わかんないもんだ…
というのも、改めて説明書を見ると、空中でクルクル回るのはスティックじゃなくて十字キーということがわかり、景色が一変した。
これがわかるとまぁ空中でクルクルするし、スコアは伸びるしでめちゃくちゃ楽しい…
クルクル回ることができると、そこら辺にある赤白のバーにも乗りやすくなる。
コレがまた点数が高い、そして気持ちいい。あっという間に最後のコースまでクリアして全解禁…
最後はフリーランで遊べるパイプドリームっていうパイプまみれのトリックし放題なコースが解禁された。これでおしまい…
と思ったら『レース』の方でも全コースメダルとらないと解禁できないコースがある…
しかしまぁ面白いんでレースもクリアを目指すと…やっぱり難しい!
そもそもレースはトリックと全然違う。
1コースあたり、予選、準決勝、決勝の3回も競って、全部3位以内っていう厳しさ。一応準決勝でミスっても、予選からではなくまた準決勝からできるという親切設定ではある。
しかしトリックの点数は自分との戦いで、誰も邪魔してこなかったけど、コレは競う相手がいる…
当然相手は邪魔してくるし、黄色スティックを傾けると人を押してこっちも邪魔することができる。
最初は人が一緒にすべって煩わしかったけど、慣れてくると、むしろ上手く人を押して邪魔できると、ブーストのゲージが上昇するんで、ブースト用の燃料に見えてきた。
いやー面白い!
レースモードの中盤あたりは完全にハマり沼に足を突っ込んでいて、とにかく楽しかった。ガンガン押したりするのもいいけど、このゲームめちゃくちゃショートカットの手段があって、それを見つけるのも楽しい。
わかりにくさ加減もいいバランスで、ここ怪しいなと思って試したら、だいたいのコースでショートカットが可能だった。
決勝はショートカットを使っても厳しかったりもするけど、いいバランスでコース探検の楽しさとレース性が成立してるゲームだと思う。
そんなこんなであっという間にレースもクリア。最後はもはや名残惜しいくらいだった…
これで山から道なき道を下るステージが解禁されて本当におしまい。楽しかった…
気に入ったコースは『アロハ・アイス・ジャム』
このゲーム、いい感じにトリックを決めまくる、もしくは人をいい感じに倒すと右のアドレナリンゲージがマックスになって『トリッキー』という状態になる。
景気のいい音楽とともにスーパートリックを決められる。ちなみに曲はRUNDMCの超名曲。めちゃくちゃいい使い方をしてると思う。
これを決めるごとにトリッキーのアルファベットのランプが一つずつ光っていき、全部光るとなんとブーストし放題の最高の状態になる。しかしなかなか難しい。
というのもスーパートリックはけっこうな高さがいるんで、やるポイントをミスると盛大に転ぶ。しかしこのコースはそのスーパートリックをめちゃくちゃし易い。
いい感じにトリックを決めてブーストしまくる…最高。レースでもショーオフでも楽しかったな。
逆にゴミゴミして苦手なのは『マーキュリー・シティ・メルトダウン』のコース。
ここはビルまみれで好きな人は好きだろうけど自分は苦手だった…
めちゃくちゃショートカットとか多そう。
途中詰まって半年放置させた『イリジアム・アルプス』も最終的にはかなり楽しんだ。
ガラス割りながら連続ジャンプしてショートカットする感じとか慣れると楽しい…
そんなこんなで最初の詰まりが嘘のように激ハマりしたゲームだった。スケボー系も思えば最初はけっこう詰まってたから、テクニックが身につけば一気にハマるものなんだろうな…とにかく楽しかった。ゲームキューブは他にもスノーボード系のゲーム多いんで楽しみ!
クリア本数 10本/276本
次はハイパースポーツ2002WINTER…