長かった…
クリアまでに1年半くらいかかりました…
なぜこんなに時間がかかったのか…?
たしかに自分のテクニック不足は認めます…
ただ、言い訳だけど、「合わなかった」感が強いんだよな〜
ソニックと言えば、メガドライブのイメージ。しかしシリーズを1つもプレイしたことがないのでコレが人生初ソニック。
なんかすごいスピードで走って一回転とかしてるイメージ。
しかしセガのゲームということで、勝手にめちゃくちゃ面白いと信じてた。セガ信者ではないけど、xboxのジェットセットラジオフューチャーは人生ベストゲーム。あんな素晴らしいゲームを作ったセガが作れば、絶対に面白いゲームなはず…
もともとドリームキャストで発売された「ソニックアドベンチャー」の続編が「ソニックアドベンチャー2」で、それにいろいろ追加要素を加えてゲームキューブに移植したものが「ソニックアドベンチャー2 バトル」らしい…
よくわからんが、とにかくいろんな要素が盛りだくさんってことっぽい?
たしかにストーリー以外にもカートレースとかがある。
けっこうしっかりした出来で、オマケにしてはちゃんとした作りだった。
息抜きに楽しもうと思ったけど…
そんな余裕はない!
とりあえずクリア条件はストーリーモードのクリアに設定。アクションゲームなんで問題なさそう。
クリア条件
ストーリーをクリアしてエンディングを見ること。
ストーリーを選ぶと、さらにヒーローとダークというモードがある。
とりあえずヒーローが王道ルートっぽいし、これクリアして余裕あったらダークまでクリアするか、くらいに思ってましたよ、最初は…
ステージごとに操作できるキャラクターが違ったり、クリア条件があったりする。
ムービーが終わりゲームが始まると…楽しい!
板に乗って市街地を滑るソニック。車にぶつかろうがとにかく進んでいくし、スピード感があって楽しい!ゲーセンのスノボゲームっぽい!これは幸先いいなと思っていたら…
しばらく走ると普通に歩き…
え、なんか、思ってたのと違う…
もっとクルクル回ったり、すごいスピードで爽快感!みたいなゲームじゃないの??
そして敵がウロウロしているので倒す必要があるけど、攻撃方法は思ったよりバリエーションが多い。
一応スピンダッシュっていう溜め技というか、すごいスピードで転がる移動手段かつ攻撃方法はあるけど、コントロールがほぼきかないんで、ホーミングアタックがメインの攻撃方法だった。
ただこの攻撃方法が問題で、なんかコレがすごーく「当たってる感」がない…ぶつかってる感触がないというか…
次のステージのボス戦がその「当たってる感」のなさが顕著で、ゲージの減りや色でしか当たったかどうかを判別できない程、自分の攻撃が当たってるのかわからなかった…
ここで早くもわかったことがある。
このゲーム、タイトルに入ってる言葉なのに、そもそもバトルが全然楽しくない…
ちなみに最初はずっとこのボスの倒し方がわからず、一気にやる気が失せました…
今となっては余裕で倒せるけど、どうしたらこっちの攻撃に当たり判定が出るのかさっぱりわからないことに、すごくイライラさせられた。思えばこの時にPS4の仁王とか隻狼とかをプレイしてたから、あーいう刀ゲーのガチャガチャ感と比較して、全く攻撃が当たった感触がないボスってのがよりイライラを募らせてくれたと思う。
この後のステージも、一回転!みたいに、最初はスピード感があるステージかと期待させてくるんだけど…
結局細かい動きを求められることになる。
特に慎重なジャンプが良く求められる上に一つ一つのステージが長く、また面倒臭いステージか〜と思いながらプレイすることが多かった。
あと地味に視点が悪い!この時代のこーいう3Dアクションゲームが初めてだったからか、視点がもっとちゃんとしてないと細かいジャンプがしにくいっす!
このゲーム、ヒーローのストーリーでは、ソニック以外にテイルスとナックルズというキャラを操作する。選べるわけではなく、ステージごとに固定されている。
ソニックの次に操作するのがこのナックルズ…
このゲームがこんなにクリアに時間がかかったのはほぼほぼこのナックルズのせいかもしれない…
そして説明書を見てハリモグラということを初めて知りました…
ナックルズのステージは広い。オープンワールド的な面で、いろんな場所にいける。しかもこのナックルズ、地面や壁を掘れるし、空も飛べる。いい言い方をするといろんなことができるわけだ…
そんな中でのミッションは埋まってるマスターエメラルドのカケラを3つ探すこと…
ようはクリスタルみたいなもんだけど、他のキャラと全然違い、毎回毎回、探索ミッション…いや〜めんどくさい!
マスターエメラルドのカケラの近くに行くと、下のマークがピコンピコン言うので、近くを掘るとクリスタルが見つかる…近くに行けば行くほど反応が大きくなるので、いろんな場所をひたすらウロウロすることになる…
怖かったのは、水があるステージがあって、エメラルド探して潜ってウロウロしてたら急に音楽が変わって溺死したことだな…
けっこう長い時間潜ってたけど特にゲージとか表示もなかったから、別に水の中でも関係ないかと思ってたら急に溺死…
なんかこう、ゲージ的なものを表示して欲しい!
壁をよじ登れたりするので本当に行ける場所や掘れる場所が多すぎて途中からうんざりしてきた…
やりこむ人たちは楽しいんだろうけどさ…
しかし、ここで1つこのゲームのいいところに気づいた。特にこのナックルズステージだけど、音楽がめちゃくちゃいい!もはや音楽良すぎて逆にこのゲームに合ってないんじゃないか、と思うことがあるくらい良かった。
アドベンチャー2の方だけどAmazon musicで聴くことができる。CDはちょいプレミアっぽい…
歌詞ありの歌が多くてやたらいい曲が多かった。
あとはゲーム自体に爽快感やスピード感があれば…
そしてもう一つ怖いポイントがあって、このナックルズのボスにキングブーブというやつがいる。
ポップなゲームの割になんか鳴き声とか怖くて、子供とかここでやめる気がするけど…
そしてこのキングブーブ、倒すのが非常に面倒くさい。ひたすら逃げて逃げて出てきたスイッチを攻撃し、影になったキングブーブがいる場所を掘り、また追いかけてやっと攻撃が当たる…これを5回くらい繰り返してクリア…やってられん…鳴き声の不気味さも相まって、やる気がものすごく削がれた…
最後はテイルス。
まず声が子供!マジで子供!
調べてみると本当に子どもが声優なのね…なんか良くも悪くもって感じだったけど…とにかくテイルスはまた特殊で、ロボに乗っている。
機関銃とかを打ちまくるけど、下にゲージが表示され、敵からダメージを受けて、ゲージがなくなると悲しげな声をあげてやり直し。飛び道具持ちで、空中を飛ぶこともできるし、ソニックやナックルズに比べて、けっこう楽に感じたな。飛び道具があるんで、ボス戦も全然苦労した記憶がない。下手に空中を飛べるんで、間違えて高いところから落ちるとゆーっくり落ちていくのが地味にしんどかった…
あと余裕がなくて全然プレイしていない要素として、チャオという生き物を育てるゲームがある。子供にはこのチャオガーデン自体は好評で、ミッションの中で小さい動物がウロウロしてて、そいつらに触れるとこのチャオガーデンにやってくる。他にもミッションでの行動とか取ったアイテムによっても、チャオのパラメータが変わるらしい。
愛くるしい姿で抱えることもできるけど、ミッションに手一杯でまったく余裕はなかった…
アドバンスと連携もできるらしい…アドバンス自体は実家にはあるけど、もちろん取りに行く気もしなかった…今回サブ要素を楽しむ余裕が全然なかったな…
今のところ音楽くらいしか褒めてないけど、最後のアクションステージはすごく楽しかった。
レーンに乗って駆け抜けまくる。
自分が好きなジェットセットラジオフューチャー感があり、ジェットコースターのようなスピード感で楽しい!
ジャンプをミスって死んでもやり直しがほとんど苦にならなかった。
後半はこのレーン以外でも慎重なジャンプ要素が多少あるけど、気にならないくらい楽しかった。ずっとこんなステージばっかりならよかったのに!やっぱりスピード感が大事だよ…
その後ボスのシャドウを倒し、最後のムービー。
死んだかと思われたソニック。みんながっかり…
生きてました。完。
エンドロール…長かった…
エンディング見たんでクリアってことで終わりたい…
ストーリーはやる気を削がれることが多すぎて、話にすぐについていけなくなったけど、けっこうちゃんとしてた気がする…ヒーローとダークに別れてるんで、ダークの方もプレイすると、より理解ができる気がするけど、すいません、もう無理っす!
最後のレーンのステージと音楽に救われたけど、他はやっぱり、とにかく自分に合わなかったな…
ただし、ステージごとにランクが出たり(当然自分はEランクだらけでした…)、カートやチャオみたいな豊富なサブ要素、ナックルズの広いステージと自由度、みたいな部分は、アクション得意なやり込み勢からは好評でもおかしくないし、名作だ!という人もいる気がするんで、好みもあると思います…
ただ自分はしばらくソニックはいいかな…
クリア本数 9本/276本
次はSSXトリッキー…