いや〜長かった…1年近くかかりました…スイッチ版が大ブームになったどうぶつの森。スイッチが品薄の頃に、ちょうどいいタイミングだと思って始めたんだけど…
スマブラもだけど、ゲームキューブ版が人生初どうぶつの森になったな。
よくできたゲームであろうことは予想がついていたけど、1つ不安要素がある。
俺、目的がはっきりしないゲームが苦手だということ…
自由度が高いのはいいことなんだろうけど、はっきりした目的がないとも言える。ある程度ストーリーがあるグランドセフトオートですら自由度の高さに可能な限りの犯罪行為をしまくってすぐ飽きてしまう始末。
のんびりスローライフみたいなイメージのどうぶつの森を楽しめるのかものすごく不安だった…
そもそもこのゲームにおけるクリアとは…???
最初の部屋はこんな感じ。
まるで刑務所…。
最初からある程度インテリアとか楽しめると思ってたけど、思った以上に狭い!こんなんじゃ家具置く楽しみとか半減じゃないか?と不安がよぎる…
いろんなものを手当たり次第配置するとあっという間に部屋のスペースが埋まりきってしまう。
このゲーム、序盤から意外なことに簡単に家具はそこそこ手に入る。家具を何も考えずどんどん置いていくとすぐにこんな状態に。
まぁロケットとか置くのが悪いと言われればそれまでか…
じゃあどうすればいいのか?答えは簡単、部屋を大きくすればいい…
しかし、もちろんタダで部屋が大きくなるわけはない。部屋を大きくするには、この憎いタヌキにお金を払い続けなければいけない。そう、このゲームは借金返済ゲームだったのだ…
コツコツお金を貯めては郵便局で振り込み。
思った以上に生々しい…
しかし問題はどうやってお金をかせぐかというと、基本的にはタヌキに物を売ることがメインになる。
売るものは自力で手に入れる。スコップでその辺を掘って化石を見つけたり、釣りしたり、虫を捕まえたり…
ここで自分でも意外だったんだけど、釣りが楽しい。単純なシステムで、釣竿を振って、魚がきて餌に喰いついたらボタン連打みたいな感じだけど…
なぜこんなにハマった??
たぶん餌とかめんどくさいシステムがない、シンプルなミニゲーム感が良かったからかな。デカい魚とか、高く売れる魚が釣れると嬉しかった。魚影で大きさはわかるけど、釣れるまで何の魚が釣れるかわからないとこもいい。
シーラカンスが釣れると嬉しい。高く売れる…
釣りをして売る、釣りをして売るの繰り返し。どうぶつの森ってより海とか池ばっかり行ってた。
釣りを楽しみつつ、早くも代金完済。
嬉しいもんだな〜とりあえずクリアか、と思いきや、増築を持ちかけられる。
これはどんどん拡張して金をひたすら払い続けるゲームなのかも…
まぁいい。とりあえず今回のクリア目標は家の拡張を終えてタヌキに気を使わず暮らしていくことだな。
クリア条件
家の拡張を全て終わらせて借金を完済すること。
と、軽く考えてたら年単位で時間がかかると思ってなかったな…
しかし釣りばっかりやるのもさすがに飽きる。他の楽しみを見出さねば…釣りの次にハマったのは博物館への寄贈だ。
この博物館には、魚や虫、化石を寄贈することができるんだけど、まぁお金が貰えるわけでもなく。ただ博物館が充実するだけ。クリアをゴールとするなら完全に寄り道だけど、コツコツ寄贈して、博物館が充実していくのは単純に楽しかった…
釣った魚を寄贈すると水族館みたいになる!楽しい!珍しい魚が釣れるととりあえず博物館に行ってたな。
虫は集めるほどすごい賑やかになる。博物館というより植物園みたいだけど。
そんなこんなでまた借金を完済。これで一階は終わり。地下室を49800ベルで広くしてもらえるらしい…
地下室…??
ってかまてどれくらい大きくなるの…?
とちょっとビビり始める…
そんなときは、おなじみ攻略本。
たしかメルカリで買ったのかな?めちゃくちゃ安かったような気がする…
ちゃんとゲームをクリアするために、ゲームキューブの攻略本を買い漁ってるのは俺くらいじゃないか?
さっそく家の代金のページを確認。最終的には2階まで作れるのね…え、798000ベル…??
釣りでラッキーと思って釣れるタイの売値が3000ベルとかなんですけど…
ここにきてクリアまでの道のりが遠のく…
ただ、まだこの時点では村の暮らしを楽しんでいた。
村の住民ともこまめに会話し、おつかいをこなしたり、余裕があった気がする…
攻略本でなかなか出会えないどうぶつらしい、キッズが引っ越してきて嬉しかったり…
あとは部屋もなかなかカラフルな感じでポジティブな気持ちが表れている気がする。
すいかのテーブル好きだったな〜もはや懐かしい。
あと釣りほどではないけど、虫取りもそこそこ楽しんだ。
珍しい虫を手に入れる楽しみはもちろん、蚊やゴキブリまでゲットできる仕様はなかなか凝っていると思う。
地下室は服置き場として主に利用した。
タンスにしまうこともできるけど、なんか並べたかったんだよな…
今見ると甘い…甘すぎる…金稼げ!と思ってしまうのは心が汚れてしまったせいか…
地下室の料金も完済し、残る拡張は2回。次は一階の拡張だけど、ここで料金が跳ね上がる。398000ベル。39万…地下室の時は49800ベルだったんで、文字通り桁が違う。
このへんから、全然減らない借金にやっと焦り出した。
この時点でどうぶつの森を始めてから半年近くは経っている。攻略本にのっている金策はカブを買えとか、風水がいい家具の配置にしろとか面倒くさそう…と思い、結局チマチマ釣りをする毎日。
PS4の合間にゲームキューブを起動して釣りをして魚を売るの繰り返し…焦りつつも、どうぶつの森というよりは、釣りのミニゲームみたいな感覚でプレイ。
危機感はあるけど別に少しずつはお金返してるし…みたいなリボ払いの人みたいなメンタルになっていた…
変化と言えば、夏はヒグラシが850ベルで売れるから嬉しいな〜くらい…
お前は借金いくらあると思ってるのか…消費者金融に借金があるのに、バイトで小銭を稼いで満足してるやつのよう…危機感が足りない。
だらだらプレイを続け、ついに2階の拡張料金も払い終わり、ラストの2階の借金完済へ…798000ベル…79万って…ヒグラシとってる場合じゃない!
ってことで遂にカブに手を出すことに…
日曜にやってくるカブリバからカブを買って高くなった時に売る…
1カブが71ベルと言われ、とにかく買いまくってみる。後日たぬきちの店で今日のカブの値段を尋ねると…
おいおいおい、10倍以上!!!
無茶苦茶!!ってかコレ知ってれば絶対もっと早く借金返済できたはずじゃん。
嬉しいのと同時に損した気持ちがつきまとう…
まぁいい、ひたすらカブを買い、売る。
この頃にはカブしか頭になく、正直家の中のもの全てカブに変えようかと迷いもした…それはさすがにと思ったけど、せっかく拡張した2階はこの有様。
まったく部屋のインテリアに興味がなくなってる。
マーライオンとゴルフバッグしかないやん…
ついにこの瞬間が…
振り込む手が震えただろう…
さすがのたぬきちも驚いてくれた…
そしてなんと銅像が立つとのこと。
おぉ、これはクリア感あるな〜。
達成感より正直解放感が大きい…
クリアして強く思ったのが、どうぶつの森って、クリアとか考えてプレイしない方が絶対いい!最初の頃は特に楽しかった…借金返済をクリアというか、ゴールにしてしまうと、正直カブの売り買いゲーでしかないと思う…
ゆっくりインテリアや釣りなんかを楽しみつつ、村の住民と交流を深めるのがいい…
いや、待てよ、住民で思い出したけど、どうぶつの森の住民ってなんか感じ悪くないですかね?ゲームキューブ版だけ?それとも俺だけ…??
なんかみんなプライド高いよね?いいやつ〜みたいなキャラが全然思い浮かばない…大人がプレイするには、いいエピソードまみれで泣かせる村の住民たち、とかよりは全然いいけど、当時の子どもとかはどう思ってプレイしてたのか気になるな…
あとは持ち物多すぎ問題。掘り出した化石を鑑定に出したりとかでけっこう便箋って使うんだけど、持ってたら邪魔だからついついその辺に置いとく感じになってしまうんだよな〜商店街の福引き券とか、インテリア関係ない持ち物はマジで景観を汚しがちだと思う。
スコップとか釣り竿とかと捕まえた蚊の容量同じのか、まるでバイオハザードの持ち物問題みたいだった。鍵とマシンガンの容量同じかい!みたいな…
とまぁ不満もあるけど、これだけプレイしてても正直全然遊びきれてないほど遊び方はたくさんある。服とかカーペットのデザインとかしたかったな…
あとこのゲームキューブ版どうぶつの森、なんとファミコンを手に入れるとファミコンソフトをプレイできる!しかし全然見つからず、借金返済とは関係ないから放っておいた。コレはぜひともプレイしたかったな…
でも大丈夫。実はゲームキューブにはどうぶつの森がもう一つあって「どうぶつの森e+」というソフトがまだ残ってるから…
またプレイすることになるのか…あぁ…
まぁ次は今回やり残したことは成就させる方向で…セーブデータを引き継げることを祈りつつ、次のゲームキューブソフトをプレイします…
疲れた…
クリア本数 8本/276本
次はソニックアドベンチャー2バトル…